40歳からの武道の始めかた

種目の選びかた、道場の探しかた、稽古を続けるコツなど…。銃剣道をはじめ、剣道、なぎなたなどの「得物系」武道の話が中心になります。

カテゴリ: 入門

 40歳からの武道の始めかた、いつもお読み頂きありがとうございます。

 しばらく前に防具について書いていたので、その続きです。 
 武道具を手に入れるに当たり、あなたの通う道場の先生を通じて防具( も含めて、必要な各種の用具 )を入手する、というルートも考えられます。大体において道場の先生というのは贔屓の武道具店というのがあって、長年そこを通じて用具を調達したり、修理をしたり( 簡単な修理であれば、先生自身でやってしまったりしますが…)、ということになっているはずです。

 このルートで購入する場合、用具を選ぶに当たって先生のアドバイスが受けられます。また武道具店のほうも 「○○先生の紹介」 ということで、あなたに対する対応も若干違ってくるでしょうし、先生の“顔”で、いくぶん割引いた価格で入手できたりするというメリットがあります。

 いっぽうで注意すべき点もあります。

◆断りにくい
仮にその店で勧められた防具が、あなたにとって、いまいち気に入らなかったり、若干予算をオーバーしているような場合であっても、道場の先生の手前、断りにくいということがあります。

◆以後ずっと、そのルートで購入せざるを得なくなる
一度このルートで購入したら、やはり先生の手前、以後もずっとこのルートで購入せざるを得なくなりがちです。

 そんなわけで、先生を通じることのメリットも認識しつつ、あえてアドバイスをするとすれば、先生の意見も参考にしながらも、あくまであなた自身で情報を集めて、購入する武道具店はあなた自身で決めることをお勧めします。あなたが子供ならば話は別ですが、いい年齢の社会人です。先生とあなたとの関係というのは「師弟」という絶対的な面があると同時に、社会人同士として対等な面もあって然るべきなのです。この社会人同士として対等な面、つまり、あなたと先生との節度を保った距離感というのは意外と大事です。

 今回もお読み頂きありがとうございました。


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 40歳からの武道の始めかた、いつもお読み頂きありがとうございます。

 防具の話の続きです。前回も書きましたが、剣道なり、なぎなた なりの防具というのは程度の差こそあれ、それなりに高価なものです。でも、こうした得物系競技を続けていくつもりならば、いずれは自前で入手することになります。ところで、僕が周囲を見た場合、とりわけ先生方の意見を聞いていると、次のような2つの見解があるようなのです。ちょっと面白いのでご紹介します。

「 自分の防具を手に入れると、励みとなって稽古もはかどる。そして、どんどん上達する。早いうちに自分の防具を手に入れるべきである 」 ( 見解1)

「 初心者なのにすぐに自分の防具を揃えたがる、そんな人に限って飽きっぽい。長続きせずにすぐに稽古をやめてしまう 」 ( 見解2)

 いかがでしょう? 一見、相反するような感じですが、これ多分、どちらもそれなりに的を射ているような気もします。

 今回もお読み頂きありがとうございました。


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