いつもお読み頂きありがとうございます。

 さて、これまで、あなたが武道の種目を選ぶ際のポイント・着眼点について順を追って説明してきました。

【ポイント0 ※大原則】好きな種目、興味がある種目であるか?
【ポイント1】自分が武道を始める目的に照らし合わせて、ふさわしい種目であるか?
【ポイント2】自分の体力、健康状態を考えた場合に無理のないものであるか?
【ポイント3】稽古の時間帯が通えるものであるか?
【ポイント4】道場の場所が通いやすいものであるか?
【ポイント5】費用(イニシャルコスト、ランニングコスト)は予算の範囲内であるか?

 今回はいよいよ最後のポイントの「人間関係の面で、ストレスの生じない道場であるか?」について考えます。

 実はこの『人間関係』は、ある意味では、これまで挙げてきたポイント0~5までの、どのポイントよりも重要かもしれません。体力の問題や稽古の時間、道場の場所、必要な費用といった諸々の条件が整ったとしても、この『人間関係』の部分が上手くいかないと稽古に通い続けるのは難しくなってしまうからです。

どんな属性のメンバーで構成されているのか?
 その道場に通っているのは、主にどのような層の人が多いでしょうか? 小さな子供たち? 高校生? 年配の人? 男性が多い?女性が多い? etc…、まずは、こうした点を確認してみてください。基本的にはあなた自身と近い年齢で、同じような目的を持って通っている人が多いような種目、道場を選ぶのが良いでしょう。

 しかしです。自分と近い年齢で、同じような目的を持って通っている人たちであっても、必ずしもあなたと相性が良いとは限らないわけです。参加者の属性そのものは道場へ見学に行って、見たり聞いたりすれば分かりますが、実際にその場において肌で感じる感覚も重視してください。

 もっとも、ある1つのコミュニティ ( 道場もコミュニティの一種 ) が、すべて自分と相性の良い人たちだけで構成されている、とは考えにくいですから、多少の“割り切り”も必要にはなるでしょう。

一度だけでなく、可能な限り何回か見学をさせてもらってから入門を判断する。
 たいていの道場では、一度は見学させてもらえると思います。でも、できれば最低2~3回は見学をさせてもらい、道場の雰囲気を良く知ったうえで入門を判断してください。

 今回まで、種目を選ぶ際のポイントや着眼点について、ザッと書いてきました。まだまだ掘り下げて説明したいこともたくさんあります。これからも適宜お話ししていくつもりです。

 今回もお読み頂きありがとうございました。