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◆武道には、こんなにたくさんの種目がある!?
 さて、「武道」には、どのような種類、種目があるのでしょうか? おそらく「武道」と聞いた場合、まずは単純に柔道、剣道、そして空手道、といったあたりが、思い浮かぶ人が多いはずです。あなたもそうではないでしょうか?ほとんどの人にとって、部活動などを通じて、学校時代に身近に触れるものが、この柔道、剣道、空手道あたりだと思います。

 では、ちょっと試しに「wikipedia」で「武道」を調べてみましょう。すると「主な武道(新興武道含む)」として、実に34種類もの種目が挙げられています。(2016.3月現在) wikipediaは自由に編集できますから、ある意味、この例示は客観性に欠ける部分もあるかもしれません。また当然、ここに記載されていない武道もたくさんあるはずです。そして今後の編集次第で絶えず記載が変わるでしょう。これだけたくさんの種目があると、カテゴライズして考えたくなりますよね。そこで、種目を見る場合のひとつの基準をご紹介します。

◆『日本武道協議会』の加盟武道
 そのwikipediaの記事中でも、ちょこっと触れられているのですが、『日本武道協議会』の加盟武道、というのがあります。その具体的な種目は、

柔道、剣道、弓道、相撲、空手道、合気道、少林寺拳法、なぎなた、銃剣道

の9つです。

 おそらく、どれも、あなたが一度は名前を聞いたことのある種目、ではないでしょうか?(僕がやっている「銃剣道」は、ちょっとマイナーかもしれませんが…)この9つの武道は、国体の種目であったり、学校体育で採り入れられたりと、武道として大きく認知されている種目と言えるでしょう。ただし、もちろん、「この9つの武道は優れていて、その他の武道は劣っている」という意味ではありませんので、その点は間違わないでください。

 そして、この『日本武道協議会』の加盟武道であるかどうか、というのは、あくまで武道を分類する‘ひとつの基準’に過ぎない、ということも、ご了解ください。(ひとつの基準として、たまたま、今回の記事で採り上げた、ということ)